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Excellence Award (Social Infrastructure, Disaster Response and Firefighting Field)優秀賞(社会インフラ・災害対応・消防分野)

プラント自動巡回点検防爆ロボット「EX ROVR」(エクスローバー)

[三菱重工業株式会社/ENEOS株式会社/学校法人千葉工業大学/国立大学法人山形大学/ 国立大学法人東北大学]

プラント自動巡回点検防爆ロボット「EX ROVR」(エクスローバー)

概要

引火性ガスのある危険場所で昼夜問わず自律巡回点検を行うロボット。可視画像、熱画像、ガス濃度、温度、音などの情報を収集し、LTE通信を介してクラウドに格納、AIで異常を検知・通知する。日米欧で防爆認証を取得し、70kgの軽量・コンパクト設計、クローラ駆動による高い走破性、6自由度のマニピュレータを備える。2022年4月に発売し、石油ガス化学業界の人手不足や安全性向上に貢献し、海上プラントの省人化・無人化に期待されている。

評価のポイント

日本国内唯一の使用可能な防爆移動ロボット。日米欧で法規認証された防爆性能(自らが引火源とならない性能)を持ち、軽量、コンパクト、クローラ駆動系による高い走破性、自由度の高いマニピュレータ、ロボット本体と同じ防爆性能を有する充電ステーションと組み合わせた稼働率の高さを兼ね備えた。また、メインターゲットとする石油ガス化学業界の海上プラットフォーム型石油掘削施設は、省人化・無人化が求められ、今後の発展が期待される。

待望の防爆モビリティで プラントDXの新時代を!

石油ガス化学プラントなど引火性ガス環境でのDXには、 色々ハードル ありますよね・・・?

プラントの“ありとあらゆる”データをデジタル化して一元管理し、 その情報を“うまく”処理することによりプラントの効率的な運用を 目指すDXは、ITやAI技術の高度化とともに現実味を帯びてきまし た。一般的に、プラントのリアルタイムデータは、固定のセンサーや カメラを有線/無線ネットワークで接続し採取しますが、引火性ガ ス環境にあるプラントに防爆センサーネットワークを追設するには 非常に手間と費用がかかります。 「EX ROVR」は、石油ガス化学プラントなど引火性ガスのある危 険場所を、昼夜を問わず人の代わりに自動で巡回点検し、プラント 内にあらかじめ教示した点検箇所の情報(可視画像、熱画像、ガス濃 度、温度、音)をLTE通信を介してクラウドにセキュアに自動格納、AI 情報処理によりプラントの異常を検知し通知する機能を提供する、 いわば“動くIoTセンサー”です。世界で唯一日米欧で法規認証され た防爆性能(自らが引火源とならない性能)を有する最新のロボット 技術をプラントDXにぜひご活用ください。

プラントDX

まず、お試し運用をご提案します! FAQもご参照ください。

Q プラントにWi-Fiなどのネットワークがありませんが、ロボットを 導入できますか?

A パブリックLTE(国内ではauとNTTドコモ、海外では約140カ 国でローミング)がつながれば導入できます。

Q プラントを自動で巡回点検させる手順は?

A まず充電ステーションを設置し、電気(単相AC200V)とエアー (乾燥清浄0.4MPa以上)を接続して行動の起点とします。次に ロボットを遠隔操作して地図を作成、地図上に点検ルート+点 検動作(例『〇地点で停止し、マニピュレータを△姿勢にして、先 端のカメラで□番の圧力計を撮影する』)を登録していきます。 クラウド上のスケジューラにこの点検動作の発動日時や繰り返 し回数を登録しておけば、定刻にロボットが起動し巡回点検を 開始します。

Q プラントの階段や防油堤などは走行できますか?また、プラントのどのような異常を検知できますか?

A 建築基準に定める46度の階段まで自動昇降可能です。クラウドに「計器読み取り」の他、「異常音」「さび」「もれ」「白煙」 検知などのソフトウェアを順次実装していきます。

Youtubeリンク

見学や試運用、こちらの動画リンクやHPでご確認ください。

製品HP

https://www.mhi.com/jp/products/energy/ex_rovr.html または“EX ROVR“で検索

お問合せ先

三菱重工業株式会社

住所: 東京都千代田区丸の内三丁目2番3号
担当: 原子力セグメント 原子力部 岩佐
E-mail: B-mars@nu.mhi.com