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Special Jury Prize審査委員特別賞 サービスロボット部門

食事支援ロボット「マイスプーン」

[セコム株式会社]

食事支援ロボット「マイスプーン」

概要

手の不自由な高齢者・障害者の食事の自立を支援するロボット。利用者のジョイスティック操作で、食事トレイの中の食物を口元まで運ぶ。通常のご飯や煮物、サラダの他におかゆや豆腐など、様々なものが食べられる。利用者の症状にあわせて、3種類のジョイスティックや操作モード(手動、半自動、自動)を選べる。日本国内のみならず、オランダなどヨーロッパでも販売している。

評価のポイント

生活の基本・食事の自立を目指す

食事は生活の基本であり、人のペースに委ねることは「周末に扱われている気がする」という障害者の方の声から伺えるように、辛いものである。食事支援ロボットにより、腕に障害があっても自分のペースで食事を行うことができるということは、とても切実で重要なニーズとして認識している。また、家族が食事介護をしていた場合は、「自分の介護のために家族の食事が後になり冷めた食事となってしまう」悩みが、いっしょに自分で食事をできるようになるため食卓の雰囲気もより楽しめるようになるというメリットは大きい。ヘルパーにとっても、小型・軽量であるため設置が簡単であり、食物の盛付けも小さめに切り分けるだけであり、準備や後片付けの負担がほとんどなく利便性が高い。また、日々のお手入れは、食器の洗浄程度でよく、内部メカニズムのメンテナンスの必要が無い。デザインも、食卓になじむソフトな「シンプト」は「製造」を狙い、従来のロボットのイメージと異なる新しい分野を創出した。現在は、日本とヨーロッパで販売中であり、他の国へも拡販を検討中である。(ヨーロッパ展開国:オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、ノルウェー、デンマーク、イタリア、フランス) 本体価格 約40万円。販売実績 約300台(国内外)

複数の操作モードと高い安全性

食事支援ロボット「マイスプーン」の開発に際しては、様々な形状・固さをもつ食品を確実・簡単に把持するだけでなく、違和感なく食べ易い機構を追求した。具体的には、特殊なスプーン・フォークで挟み込み、豆腐や粘り気のある物(ご飯など)は、その後に90度回転させながら持ち上げるため一口サイズに切り取って搬送することができる。

複数の操作モードと高い安全性

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