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Special Jury Prize審査員特別賞

レスキューロボットコンテスト

[レスキューロボットコンテスト実行委員会]

レスキューロボットコンテスト

概要

レスキュー工学の技術を活用して製作した遠隔操縦型ロボットを用いて、災害地を模擬したフィールドから要救助者(ダミー人形)を救出する、レスキューを題材としたロボットコンテスト。阪神・淡路大震災をきっかけとして、次世代のレスキュー工学を担う人材の育成と防災・減災の大切さの社会啓発を目的とし、2001年の第1回から毎年開催。

評価のポイント

技術や教育という面のほか、災害地で活用され得る要素の提案も審査対象に含まれるなど「社会性」を重要な柱としていることに加え、「人へのやさしさをコアとしたユーザー視点を大事にする技術者の育成」という観点を重視している点を評価。

レスキューを題材とし、人材育成、科学技術、社会啓発のすべての要素を兼ね備えたユニークなロボットコンテスト

レスキューロボットコンテストの概要

「レスキューロボットコンテスト」(略称「レスコン」)は、災害救助 を題材としたロボットコンテストであり、人材育成とともに、防災や 災害対応に関する社会啓発で科学技術の裾野を広げ、そこからレ スキュー工学などの科学技術が将来高度に発展することを願って 毎年開催されています。参加チームは、高校生、高専生、大学生、社 会人と様々です。  競技は地震で被災した市街地の1/6の模型である「実験フィー ルド」内で行い、この中に要救助者を模擬したレスキューダミー(愛 称「ダミヤン」)が配置されています。また、二次災害防止のための 立ち入り制限を想定した、直接目視ができない遠隔操作が求められ ます。参加チームは自ら製作したロボットによりダミヤンをなるべく 早くかつやさしく救出しなければなりません。

レスコンの特徴

(1)他チームとの勝負ではなく、自由な発想でレスキューに挑む 自由な発想を促すため、競技規定ではロボットに関する制限は 極力少なくしています。競技では2チームが同時に行いますが、 他の多くのロボットコンテストのように相手チームとの勝敗を 競うのではなく、あくまで全参加チームの中でいかによりよい レスキュー活動を実施するかで競い合います。 (2)「やさしさ」を測るセンサ付きレスキューダミー「ダミヤン」 要救助者へのダメージを定量的に評価するために、各種センサ を内蔵した「ダミヤン」を導入しています。 (3)レスキュー活動を補完する「プレゼンテーション」「作戦会議」 レスキュー活動を始める前に、参加チームはまず「プレゼンテー ション」として製作してきたロボットや救出戦略のアピールを行 い、次に「作戦会議」でヘリテレカメラ(フィールドを上空から撮 影するカメラ)を介して初めて見るフィールドの状況から、実際 の災害現場と同様に臨機応変に救助活動の計画を立てます。 (4)きめ細かな賞選考 最も権威あるレスキュー工学大賞は、「コンセプト」「技術力」 「組織力」を書類審査段階からきめ細かく評価します。必ずしも競技ポイントが1位のチームに与えられるわけではありません。 (5)観客への配慮 科学技術の裾野を広げるため、観客への配慮を十分に行ってい ます。プロのMCに依頼し、映像・音響にも一定のクオリティを確 保するなど、数あるロボコンの中でも特に演出にこだわってい ます。また競技会とは別に、工作教室やロボット操縦体験、各種 展示をとりそろえた「あそぼう!まなぼう!ロボットランド」を同時 に開催しています。

レスコンの経緯と歴史

レスコンのアイデアは、1995年の阪神・淡路大震災を契機とす るレスキューロボットの研究の中から生まれました。1999年にレス コンの原形が提案されてロボフェスタの公認競技となり、プレ大会 を2000年に、第1回競技会を2001年にロボフェスタ関西の中で 実施しました。第2回以降はロボフェスタから独立し、第3回までは 大阪で、第4回以降は神戸で開催してきました(第13回から東京で も予選を実施)。  レスコンは今年で第16回目となりましたが、「レスコンを見たり、 参加したりした子ども達が大きくなった時代には、もっと災害に強い 世の中になっていなければならない」という思いを込め、私たちレ スキューロボット実行委員会は今後も活動を続けていきます。

阪神・淡路大震災を契機に始まったレスコンの歴史

阪神・淡路大震災を契機に始まったレスコンの歴史

お問合せ先

一般社団法人アール・アンド・アールコミュニティー

住所: 兵庫県神戸市長田区長楽町4-2-4
担当: 代表理事/レスキューロボットコンテスト実行委員長  横小路 泰義 (神戸大学 教授)
Tel: 080-6126-6197
E-mail: office@rescue-robot-contest.org