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Chairman's Award of the Japan Machinery Federation日本機械工業連合会 会長賞

小型ロボット MotoMINI

[株式会社安川電機]

小型ロボット MotoMINI

概要

可搬質量0.5Kg、最大リーチ350mmで本体質量が約7Kgという、小型軽量で卓上サイズの6軸垂直多関節ロボット。クレーンなどを使わずに人手で設置することができ、最小の設置面積でロボットシステムを構築することができるほか、装置の中に組み込むことも可能。

評価のポイント

小型化にあたり、従来の産業用ロボットとは異なり内骨格構造を採用することで、モータやケーブル、減速機などの構成要素をコンパクトに集約することを可能にした設計上の工夫に加え、小型かつ軽量でありながら十分な手先位置精度と加減速を実現しており、これまでに産業用ロボットの導入が進んでいない様々な作業工程に導入されていくことが期待される点を評価。

コンパクトなボディに秘めた可能性は無限大

フレキシブルな生産設備構築に貢献

これまで産業用ロボットは自動車関連産業を中心に発展して きてきましたが、いわゆる三品市場と呼ばれる食品や医薬品・化 粧品分野や、家電・パソコン・通信機器といった小型の電気・電子 機器の分野では、潜在的な自動化ニーズが多く存在しています。 一方で、技術革新の進化やニーズの多様化により製品のライフサ イクルは短くなっており、家電やスマートフォン等の小型製品は 効率のよい多品種少量生産が強く求められています。さらに、市 場の要求がめまぐるしく変化するものづくりの現場は、日々の生 産計画の変化に対してフレキシブルに対応する必要があります。 こうしたニーズに対して、MotoMINIは小型化・軽量化によってフレキシブルな生産設備の構築に貢献し、電子・電気部品など小物 製品の生産自動化により、お客さまが求める次世代製造ライン構 築へのソリューションを提供いたします。

産業用小型ロボットMotoMINIの特長

①小型、軽量:簡単に持ち運び可能

・コンパクトなので最小の設置面積でロボットシステムを構築 できるほか、装置の中に組み込むことができます。本体質量が 約7kgと人が持ち運べる軽さで、クレーンなどを使わずに搬 送することができます。
・走行装置などの周辺システムも小型化でき、コンパクトなライン構築が可能です。

②高速:当社小型クラスで最速

・当社既存の小型ロボットと比べて最高加速度を実現し、お客 さまの設備の生産性向上に貢献します。

③内骨格構造の採用

・従来の産業用ロボットは外側を鋳物などのフレームで支える 外骨格構造でしたが、MotoMINIでは人間の腕のような内骨格構造を採用しています。
人間の骨にあたる内骨格の周りにケーブルなどを配置し外側を 樹脂カバーで覆っています。この構造により、本体質量の軽量化や ゴミ・汚れが付着しにくい滑らかなアーム形状を実現しています。

主な適用事例と将来像

主な適用事例として
①装置内にMotoMINIを組み込んだ組立てセル
②ライン上での組立て・検査の多品種少量生産
③パーツフィーダーからの部品の取り出し整列
などで活躍しています。  また、パラレルリンク型やスカラータイプのロボットと比較し、 設置スペースが小さく、かつ高速で動作範囲が広く、6軸自由度に よるワーク反転動作も可能といった優位性が評価され採用され るケースが増えています。  これまでにない圧倒的な小型、軽量、高速動作といった特長を もつMotoMINIは評価・研究領域に留まらず、生産ラインでの実動 が可能な産業用ロボットです。その適用領域はお客さまも開発し た当社も試行錯誤しながら拡大していくことになりますが、これ まで想像もしていなかった使い方や生産方式への対応により、も のづくりの変革をもたらす可能性を秘めたロボットであると実感しています。

上下左右に配置した高密度で高速な組立てラインの構築

上下左右に配置した高密度で高速な組立てラインの構築

お問合せ先

株式会社安川電機

住所: 福岡県北九州市八幡西区黒崎2番1号
担当: ロボット事業部 事業企画部 営業推進課 宇郷 徳昭
Tel: 093-645-7703