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Chairman's Award of the Japan Machinery Federation日本機械工業連合会 会長賞

X-Area ロボット配送サービス

[パナソニック ホールディングス株式会社/Fujisawa SSTマネジメント株式会社]

X-Area ロボット配送サービス

概要

ロボット配送ソリューションの社会実装に向けて、公道走行対応の自動配送ロボットと、複数ロボットを遠隔から監視・操作する遠隔管制システムを開発。住宅街を実証の場として、パナソニック ホールディングスとFujisawa SSTマネジメントと地域住民/店舗とが一体となって、ロボット配送サービスの社会実証を進めながら、住宅街で人と共存する公道走行、遠隔監視操作者1名で4台同時走行、フルリモート型公道走行を実現した。

評価のポイント

ロボット配送サービスに対して、顧客が対価を支払うサービスインを実現している。対価を支払う顧客がいることにより、実用的な課題の抽出・技術的な検討が進み、サービス仕様が継続的に改良されるサイクルが回っていることや、事業拡大のための新たな対象市場の可能性や競争優位を持つコアプロダクトがあることも評価。また、遠隔管制システムを自動配送ロボットと組み合わせることにより、ロボットモビリティの公道走行に関する法改正にもつながっており、ロボット活用の範囲を大きく広げている。

くらしに溶け込むロボット配送サービスの社会実装

概要

ECやフードデリバリ―の急激な増加、配送員不足、24時間/365 日・非対面サービスなど、人々のくらし・しごとの環境変化の加速に 伴う課題が顕在化してきており、これらの解決に向けて、自動化技術 やロボットの活用が求められています。しかし、ロボットを一般社会で 実用化していくためには、安全性と効率性の両立、および社会受容 性が大きな課題となっています。  X-Area(クロスエリア)®ロボット配送サービスソリューションは、 真に実用的な配送サービスを実現するために、人と共生・ぶつから ない「安全ロボット」、省人で複数台を監視・制御できる「遠隔管制シ ステム」、街の一員として自然に溶け込む「受容性の仕組づくり」で、 複数台フルリモート型の自動配送サービスを公道で運用すること を可能としています。

ソリューションの特長

「自動搬送ロボット ハコボ®」、「遠隔管制システムX-Area ® Remote」が協調したシステムとなっており、Fujisawa SSTマネ ジメントと店舗が連携し、地域住民への実用的な配送サービスを提 供しています。

①自動搬送ロボット ハコボ®

IEC62061の適合証明を取得した機能安全ユニットとAEB(緊 急ブレーキ)を搭載し、もしもの時にも必ず止まる安全機能や、多 彩な音声発話と表情による、フレンドリーなインタラクションで、 利用者の方々に安心・安全なサービスを提供します。また、雨天 (5mm/h以下)時でも走行可能で、様々なお客様の配送ニーズに対応します。加えて、道路横断中に通信が途絶し安全に走行できな い事象が発生した場合に、許容可能なリスク状態に至るための、車 両運動制御技術(MRM:Minimum Risk Maneuver)を搭載し、 ロボット単体でも安全性と効率性の両立を実現しています。

②遠隔管制システム(X-Area® Remote)

遠隔監視・操作機能は、AIによる危険検知と操作ガイドUIで監視 負荷を大幅に軽減、1人で4台のハコボ®を同時に運行可能です。 更に、独自の帯域推定技術により、公衆LTE環境でも途切れない 低遅延安定映像・音声伝送と、車載レベルのAIを活用したサイ バーセキュリティ技術で、不正アクセスを検知し、安全な遠隔制御 を実現します。

機能安全ユニットと自動搬送ロボット ハコボ®の緊急停止

機能安全ユニットと自動搬送ロボット ハコボ®の緊急停止

社会実装実績と今後の展開

2020年から複数の実証実験を重ね、2022年5月から Fujisawa SST内での定期サービス「湘南ハコボモール」を開始、 さらに、他事業者様との連携により他地域でのサービスへの適用も 始めています。また、2022年2月に設立したロボットデリバリー協 会にコアメンバーとして参画し、安全なサービスの普及にも貢献し ています。今後は、Fujisawa SSTに加えて、企業敷地内、公園や商 業地などの公共エリアなどへも展開して、くらしとしごとのウェル ビーイングを実現していきます。

遠隔管制システム(X-Area® Remote)

遠隔管制システム(X-Area® Remote)

お問合せ先

パナソニック ホールディングス株式会社 / Fujisawa SSTマネジメント株式会社

住所: 大阪府門真市松葉町2番7号
担当: マニュファクチャリングイノベーション本部 企画部
E-mail: midpress@ml.jp.panasonic.com