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優秀賞(ビジネス・社会実装部門)

介護用パワーアシストスーツJ-PAS fleairy(ジェイパスフレアリー)

[株式会社ジェイテクト]

介護用パワーアシストスーツJ-PAS fleairy(ジェイパスフレアリー)

概要

介護作業での腰の負担を軽減する為に、介護作業時に着用するパワーアシストスーツ。軽量かつ、簡単脱着のほか、使用場面に応じて手元ボタン操作で最適なモードを選択可能(通常アシスト、立位保持アシスト、フリー動作モード)。既に40以上の施設に導入されており、介護従事者のロボット使用へのハードルを取り払う 「人とロボットの距離を縮める」製品となる。

評価のポイント

今までのアシストスーツの多くが外骨格タイプであるが、介護に特化というコンセプトに準じて、「内骨格タイプ+アクティブアシスト」を採用し、柔らかい素材による衣服型を追究している。介護系の大学や介護就職展示会の場を活用して、本機を活用した腰痛予防、移乗技術の教育、普及活動も自ら行っており、社会実装への取り組みを評価。

介護従事者に寄り添い開発した介護特化型のパワーアシストスーツ

J-PAS fleairy(ジェイパス フレアリー)の概要

J-PAS fleairyは介護作業での腰の負担を軽減するために、着 用いただくパワーアシストスーツです。フレームが無く、布地で覆われた内骨格型であり、小型軽量で動 きやすく、介護される方にも安心、安全に使用いただけます。また、 装着者の動きをセンサーで検知し、その動きに応じて必要な時に必 要なアシストを与えるアクティブタイプに分類されるアシストスー ツであり、モード変更により様々な介護作業に対応出来ます。当社 の主力製品である自動車向けの電動パワーステアリングの制御技 術を、アシストスーツの制御へ応用しています。

開発の背景

少子高齢化に伴う「労働人口の減少」が社会課題となっており、特 に介護従事者の不足は深刻な問題になっています。介護従事者の 離職、休職理由のうち「業務に関連する心身の不調」が約30%を占 めており、実際の介護現場では、腰痛を抱えている介護従事者が多 く存在しています。  介護現場にはこれまでも業界や作業を限定しない汎用のパワー アシストスーツの導入が図られてきましたが、「被介護者にとって安 全」といった介護特有の課題が解決されておらず、「軽量で動きやす い」「他の作業の邪魔にならない」といった要望への対応も不十分 でした。この為、これらの課題を解決出来る、介護作業に特化した新 たなコンセプトのパワーアシストスーツが求められてきました。 当社は社会課題、介護従事者のニーズ 両方に応えられる介護特 化型のパワーアシストスーツを開発いたしました。

①介護する方にも、される方にも優しい不安を与えないデザイン
②業界最軽量クラス(1.6kg 装具除く)、約20秒で脱着可能

フレームが無く、布製の装具を採用しています。
重量、脱着作業が業務の妨げになりません。

③体の動き、使用場面に応じた適切なアシスト
④防水機能(IP55)により入浴介助が可能
⑤交換できる、洗える装具

歩く、屈むことが容易にできる為、装着したままで複数の異なる 作業が可能です。
装着者の体型に合わせてS、M、Lの3種類の装具サイズを揃え ており、装具のみの交換が可能です。

⑥ISO13482取得(サービスロボットの安全に関する国際規格)

介護の様々なシーンに対応

社会実装へ向けた取り組み

2021年春の発売から国の介護ロボット普及の方針に沿って社 会実装へ向けた積極的な取り組みを行っています。  J-PAS fleairyは厚生労働省が認定するロボット技術分野に該 当し、介護ロボット補助金の対象です。また(公財)テクノエイド協会 が推進する「福祉用具・介護ロボット実用化支援事業」の一環とし て、介護ロボット試用貸出リストへの掲載や、地域の介護ロボット フォーラムに出展し、認知向上に努めています。  さらに、介護関連の大学で体験会、実演授業を行い、介護教育の 観点からの介護イメージ向上を図る活動も推進中です。 ジェイテクトはこれからも介護従事者に寄り添い、J-PAS fleairy を更に使いやすい商品にするべく改良を進めて参ります。

お問合せ先

株式会社ジェイテクト

住所: 奈良県磯城郡川西町結崎1610-7
担当: アクティブ・ライフ事業部 事業開発室 新井
Tel: 0745-27-0987
E-mail: tomoki_arai@jtekt.co.jp